仕事の魅力
Our Challenging実践を積み重ねることで
理論が本当にわかってくるから
もっと知りたくなる
入社のきっかけ、決め手はなんですか?
大学では電気工学科に所属していたので、電気関係の仕事を希望していました。加えて、福岡県内か九州圏内で働きたいと思っていたのでエリアを絞って探していたら、大学教授から上野製作所を紹介されたんです。連絡をすると、すぐに「面接に来ていただけますか?」と言ってくれました。面接当日は、会長自ら会社のことをいろいろと説明してくれて、面接というより説明会の雰囲気でしたね。その時に「品質管理の仕事が面白そうだな」と感じて入社を決めました。
現在の主な仕事内容について教えてください
一つは、完成した製品の検査です。検査は大きく分けて3種類あります。製作した盤のサイズや穴の位置、機器の配置などが規格や仕様に準拠しているかを調べる「盤(構造)の検査」と、盤に使用している機器がそれぞれ単体できちんと作動するか、その動きが誤差の範囲内かを確認する「単体検査」、電気回路が図面通りに構成されていて、全体として期待通りに動作するかを確認する「シーケンス試験」です。製品によって検査の内容や使用する機器の組み合わせを変えつつ、問題なく作動するかを確認しています。
もう一つは、既設盤の点検です。発電所や変電所などに出向き、定期点検を行います。頻度は月によって変動しますが、大体月に2〜3回程度。これらの検査や点検の結果を報告書としてまとめるまでが私の仕事です。品質管理や検査というと、工場内の作業しかないと思われるかもしれませんが、出張業務も結構あるのです。
仕事のどのようなところにやりがいや面白さを感じますか?
検査は、「この検査をしてこういった結果が出ればOK」といった内容が記された試験表に基づいて行います。最初の頃は、ただ単に試験表をなぞって検査するだけだったのですが、なぜこの結果になるか、何が原因で結果が出ないのかといった理屈が理解できるようになると、格段に面白くなります。経験を積まないとなかなかわからない部分でもありますが、原因を追及していくのは結構ワクワクします。今も、わからないことがあれば、メーカーのサイトで調べたり、設計担当の人と話したりして理解を深めるように努めています。
また、さまざまな機材を扱えるのも楽しいです。ただ、当社には検査機器がそれほどたくさんあるわけではありません。ですから、本来使いたい検査機器とは違うものであっても、互換性を探り当てて、代用できる方法を探すのも面白いですね。今あるもので工夫できると、達成感を感じます。
上野製作所のどんなところが好きですか?
社長や上司との距離が近く、進言や提案をしっかり受け止めてくれるところです。風通しのいい会社だと感じています。品質管理課に関しては、すべきことをきちんとしていれば、自分のペースで仕事進められるところも気に入っています。働いている人もみんな優しくて、話しやすい人ばかりですよ。
入社を検討している方へメッセージをお願いします。
私自身は、大学では理論の勉強ばかりでいまいち理解できないこともありました。しかし、働きながら実際に機器に触れて動かしてみると、大学で習ったことを理解できることも多い。そういう、実践する面白さがある仕事だと思います。私が所属している品質管理課は年配のベテランが多いこともあって、若い方にぜひ入ってきていただきたいですね。
1日の流れ
ラジオ体操後にミーティングをして業務スタート
毎朝注文すると会社に配達してくれるお弁当を食べています